2024年8月2日
日商簿記3級では商品売買の仕訳の切り方として、「分記法」と「三分法」を学習します。
一般的には「三分法」がよく用いられており、そのため試験の出題もほぼこちらでなされます。
「三分法」は決算整理こそ大変ですが、1年でたくさん切る必要がある期中の仕訳は売上額で売上、仕入額で仕入の仕訳を切ればよいだけなので重宝されています。
利用頻度 | 期中 | 決算整理 | |
三分法 | 多い | カンタン | めんどう |
分記法 | 少ない | めんどう | 何もしない |
「三分法」はその手軽さの反面、多くの全受験生から「決算整理の仕訳の意味がまったく分からない」と不評です。
しかし、これを正しく行わないと、売上原価の算定を正しく行うことが出来ず、誤った損益計算が行われてしまいます。
今回の特集PDF では、このことをもう少し深堀りしてご説明しています。